コットン100%
48:着丈72 身幅64 肩幅58 袖丈57 (cm)
50:着丈74 身幅66 肩幅60 袖丈58 (cm)
ネパール伝統の手すき紙であるロクタ紙。
染色や版画を施されたそれは様々な民芸品、工芸品、あるいは経典などの原料素材として長い年月を経て現在にまで至ります。
ロクタは「みつまた」と同じジンチョウゲ科の植物です。
そして、「こうぞ」や「みつまた」は手すき和紙の原料であり後者の「みつまた」もジンチョウゲ科の植物です。
ちなみに和紙は千年の時を超える耐久性があります。
その理由は洋紙と和紙の違いによる繊維長の違いです。
洋紙は木材を細かく裁断した木材チップを利用するため謂わば原木の1本が全て材料になります。
その代わり木材のチップのセルロース繊維は相応に短いです。
一方、和紙やロクタは、樹皮の下にある靭皮層だけを利用します。
原木の一部分だけを利用すするので原料の採取効率は悪いのですが、しなやかで長い繊維長のセルロースを厳選して材料と為す事になります。
ちなみに、麻の繊維も靭皮を利用します。
また綿の短繊維においても短綿より超長綿の方が丈夫ですから、同じ法則が連なっている、とも言えます。